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ITパスポート試験 練習問題 19:内部統制の仕組み

内部統制における「職務分掌(しょくむぶんしょう)」の目的として、最も適切なものはどれか。

  1. 1人の担当者が業務のすべての権限を持たないよう、承認・実行・記録などの職務を複数の担当者に分離し、不正やミスを防止すること
  2. 特定の担当者にすべての業務権限を集中させ、業務のスピードを最優先すること
  3. 従業員の給与額を職務内容に応じて決定するための人事評価制度のことである。
  4. 組織図上の部署名を明確にし、名刺の肩書を統一することである。
  5. 社内研修において、担当業務に必要な知識を教育することである。

Qraftユーザーの成績:難易度 Dランク(レーティング1150)・正答率 62%(18/29回正解)
レーティングは解いた人の実力と正誤から算出する難しさ(初期値1200)。ランクはその全問題中の順位(S+が最難関、F-が最易)

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正解:1人の担当者が業務のすべての権限を持たないよう、承認・実行・記録などの職務を複数の担当者に分離し、不正やミスを防止すること

内部統制における職務分掌は、1人の担当者が「承認」「実行」「記録・照合」といった一連の業務権限をすべて持ってしまうと、不正やミスが発生しても発見・防止しにくくなるため、これらの職務をあえて複数の担当者・部署に分離し、相互けん制(チェック機能)を働かせる仕組みです。例えば「発注担当者」と「支払承認者」を分けることで、架空発注や不正な支払いを防止します。

特定の担当者に権限を集中させることは、むしろ職務分掌の考え方と逆行し、不正のリスクを高める行為です。人事評価・賃金制度、組織図・肩書の管理、教育・研修であり、いずれも職務分掌の目的とは異なります。

ITパスポート試験の企業活動・法務分野では、内部統制の目的(業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、法令遵守、資産の保全)とともに、職務分掌がその具体的な統制活動の一つであることが問われます。

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