AWS Certified Solutions Architect Associate(SAA-C03) 練習問題 60:データベース:グローバル展開
複数のAWSリージョンにまたがる要件に対応するためのAmazon Auroraの機能について、正しい説明はどれか。
- Aurora Global Databaseは、プライマリリージョンとセカンダリリージョンの間でストレージベースのレプリケーションを行い、一秒未満の遅延でデータを同期する。
- Aurora Global Databaseは、各リージョンに専用のライターインスタンスを配置し、すべてのリージョンから同時にデータの書き込みを行うマルチマスター構成となる。
- Aurora リードレプリカのクロスリージョン機能は、ネットワークトラフィックの暗号化を意図的に解除することで、データベースのパフォーマンスを最大限に引き上げることができる。
- Aurora Global Databaseは、リージョン間のデータ同期にAWS Direct Connectを必須としており、常に専用のプライベートネットワーク経由でデータ転送を行う。
- Aurora Serverlessを利用すると、世界中のどのリージョンからのアクセス要求に対しても、最も近いエッジロケーションでデータベースインスタンスを起動して応答できる。
正解と解説を見る
Aurora Global Databaseは、ストレージレベルでの高速な非同期レプリケーションを利用し、複数リージョンにまたがるデータベースのコピーを1秒未満の遅延で提供する機能です。正解はこの説明の通りです。
【正解の理由】
Aurora Global Databaseはデータベースエンジン(コンピュート層)を介さず、Auroraの専用ストレージインフラストラクチャレベルで直接データを転送するため、極めて低遅延なレプリケーションを実現できるからです。
【不正解の理由】
• 「各リージョンに専用のライターインスタンスを配置し、すべてのリージョンから同時にデータの書き込みを行うマルチマスター構成となる」という説明は誤り。Global Databaseにおいて書き込み(ライター)が可能なのはプライマリリージョンのみである
• 「クロスリージョン機能は、ネットワークトラフィックの暗号化を意図的に解除することで、パフォーマンスを最大限に引き上げる」という説明は誤り。Auroraはクロスリージョン通信を安全に行うため、暗号化を解除することは推奨されず、またそのような設定も存在しない
• 「リージョン間のデータ同期にAWS Direct Connectを必須としており、常に専用のプライベートネットワーク経由でデータ転送を行う」という説明は誤り。データ転送はAWSのグローバルネットワークバックボーンを使用して行われ、Direct Connectの設定は不要である
• 「Aurora Serverlessを利用すると、世界中のどのリージョンからのアクセス要求に対しても、最も近いエッジロケーションでインスタンスを起動する」という説明は誤り。Aurora Serverlessはオンデマンドでスケーリングする機能だが、エッジロケーション(CloudFrontの拠点など)で起動するものではない