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AWS Certified Solutions Architect Associate(SAA-C03) 練習問題 54:ネットワーキング:ルーティング

メインサイトが稼働する「アクティブ」環境と、障害時に切り替えるための「パッシブ」環境(静的なエラーページをホストするS3バケットなど)を持っています。メインサイトに障害が発生した場合に、自動的にパッシブ環境へトラフィックを振り向けるためのAmazon Route 53のルーティングポリシーとして最も適切なものはどれか。

  1. シンプルルーティングポリシーを使用して、複数のIPアドレスを登録しランダムに分散させる。
  2. フェイルオーバールーティングポリシーを使用して、ヘルスチェックの結果に基づき切り替える。
  3. 加重ルーティングポリシーを使用して、メインサイトに100、パッシブ環境に0の重みを設定する。
  4. 複数値回答ルーティングポリシーを使用して、稼働中のすべてのリソースをクライアントに返す。
  5. レイテンシールーティングポリシーを使用して、常に応答が最も速いエンドポイントへ転送する。

Qraftユーザーの成績:難易度 Bランク(レーティング1276)・正答率 33%(5/15回正解)
レーティングは解いた人の実力と正誤から算出する難しさ(初期値1200)。ランクはその全問題中の順位(S+が最難関、F-が最易)

正解と解説を見る
正解:フェイルオーバールーティングポリシーを使用して、ヘルスチェックの結果に基づき切り替える。

正解は、フェイルオーバールーティングポリシーを使用して、ヘルスチェックの結果に基づき切り替えるアプローチです。

【正解の理由】
Amazon Route 53のフェイルオーバールーティングポリシーは、アクティブ/パッシブ構成の障害復旧(DR)シナリオに最適です。Route 53のヘルスチェック機能と連携し、メイン環境(アクティブ)が正常に応答している間はそちらへトラフィックを流し、障害を検知した場合には自動的にバックアップ環境(パッシブ)であるエラーページ用S3バケットなどへトラフィックを振り向けます。

【不正解の理由】
• 「シンプルルーティングポリシーを使用して、複数のIPアドレスを登録しランダムに分散させる」という説明は誤り。シンプルルーティングはヘルスチェックに基づく動的な切り替えができず、障害時にもダウンしたサーバーのIPアドレスを返してしまう可能性があります。
• 「加重ルーティングポリシーを使用して、メインサイトに100、パッシブ環境に0の重みを設定する」という説明は誤り。重み付けで0を設定すると通常時はトラフィックが流れませんが、メインサイトがダウンした際に自動でフェイルオーバーする専用のポリシーではありません。
• 「複数値回答ルーティングポリシーを使用して、稼働中のすべてのリソースをクライアントに返す」という説明は誤り。ヘルスチェックと連携して健全なIPを複数返すことはできますが、アクティブ/パッシブのように「普段は全く使わず、障害時のみ使う」という構成には適していません。
• 「レイテンシールーティングポリシーを使用して、常に応答が最も速いエンドポイントへ転送する」という説明は誤り。ユーザーの通信遅延(レイテンシー)が最小になるリージョンへ誘導するためのポリシーであり、障害時のアクティブ/パッシブ切り替えを目的としたものではありません。

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